理系大学のMBA① 東京農工大学
MBAは経営学修士なので、文系のイメージですよね!
でも理系のような大学にもMBAコースは存在します。
今回は、理系大学のMBAを紹介します。
東京農工大学
文系の方だと、私立の東京農業大学と勘違いされますが、こちらは国立大学です。
「イノベーション科目」では、4つの産業技術分野(生命、化学、機械、情報工学)に特化した技術開発動向・製品開発動向ならびに市場動向について学びます。
といったように、理系らしいカリキュラムもあります。
社会人の割合
昼間仕事を持つ社会人学生が全体の1/4、研究室に所属し昼間は大学で修士論文研究を行う学部新卒の学生が3/4ということです。
学生が多いため、20代が78%程度を占めます。
50代の方もいます。
農工大以外の出身大学生が42%ほどいますので、他大学でも心配ないですね。
社会人が学びやすいか?
授業は平日夜と同曜日に実施されるので、社会人でも学びやすそうです。
講義支援システムであるMoodleというものがあるそうです。
日中時間の取りづらい社会人であっても、インターネットを利用できる環境があれば、都合のよい時間に講義資料が入手できるそうです。
また、モジュール制というものを導入しています。
社会人学生の皆さんの場合、業務の事情により、年度の途中で急に忙しくなり、受講する時間が取りづらくなることもあります。そのような場合でも、途中まで受講した時間は無駄になりません。モジュール制とは、例えば1年目に1/3だけ受け、2年目に残りの2/3を受講すれば、その単位を習得できる制度です。(原則として専任教員の講義に限ります。)
ということで、社会人の方でも安心して学ぶことができそうです。
専門コースとして、「生命産業技術コース」、「環境・材料産業技術コース」、「先端機械産業技術コース」、「情報処理産業技術コース」が設けられています。
このように理系分野で具体的なコースが設定されていることは珍しいのではないでしょうか?
バックグラウンドが理系な方だけでなく、製造業の営業や企画など文系の方が学ぶのにも適しているかもしれません。
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