放送大学の博士号第一期取得者がとんでもなく凄い!

意外かもしれませんが通信制大学でおなじみの放送大学にも大学院があります。

そして、2014年から放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻に博士課程が設置されました。

https://www.ouj.ac.jp/hp/o_itiran/2013/251031.html

募集人員は10名と少数です。

学費は三年間で修了した場合、 1,398,000円と大変リーズナブルです。

国立大の学費よりも安い!

(一応放送大学は私立という扱いです)

得られる学位は博士(学術)です。

ところが、平成30年度の試験でも、129名が受験して17名しか合格できないとても狭き関門です。

そんな中、2014年ということで3年間で過程を終了したかたが2017年に学位を得られています。

その方々が錚々たる面々です。

放送大学とは

テレビのリモコンをザッピングしてると、まじめな番組やってるなぁ〜(笑)でおなじみの放送大学ですが、なかなか興味深い大学です。

人数の多いマンモス大学というと日本大学が思い浮かぶかもしれませんが、放送大学生の方が多いと言われています。

英語名は、The Open University of JapanでOUTと略されるようです。

ちなみにThe Open University という大学はイギリスの公立大学で通信制大学です。この大学を倣って放送大学が設立されました。

The Open University は在籍数が17万人以上とすごい人数です!

英国学生満足度調査において全参加大学の中で総合満足度1位を獲得するなど、量と質を兼ね揃えているようです。

さて、放送大学に戻りましょう。

放送大学=テレビのイメージがあるかもしれませんが、ラジオやインターネットでも放送されています。

そのほかにも、面接授業(スクーリング)と呼ばれる対面授業もありますし、全国57カ所の「学習センター」と「サテライトスペース」でCDやDVDで授業も受けられるようです。

古いイメージをもたれるかもしれませんが、なかなか最先端な教育方法です。

在籍者の年齢も幅広く、大学の一つとして選択した10代の方から、家庭や仕事の都合で大学入学や卒業がかなわなかった社会人や主婦、定年を迎えた60代以上の方など本当に多岐にわたるようです。

在籍者の25%以上は60代以上!?

大学院とは異なり、放送大学への入学は厳しくないです。

ただ、卒業となると人数はどっと減ります。

博士号の第1期取得者は?

さて、博士号取得者はどのように調べればよいでしょうか?

このブログでおなじみのリポジトリです!

リポジトリってなに?という方は下記の記事をご覧ください。

放送大学のリポジトリはこちらになります。
インデックスリストから博士学位論文のフォルダを選択します。

一期生なので2017年を選びます。

(投稿している2018年には2017年の8件しかありません)

内容は、歯科医療システム、国立大学法人化、英国の高等教育、遠藤周作、保育、医薬分業制度、小学校理科教育、彗星発見の歴史と多岐に渡ります。

社会システムのような内容が多いですね。

2014年の入学者は十数名いたようですので、必ずしも3年で博士号を得られるわけではないことがわかります。

審査システムが整っている証拠でもあります。

ところでこの博士号取得者が凄い経歴です。

”国立大学法人化が国立大学の機能に与えた影響に関する考察”

という題名の学位論文を著したのは

芝田 政之さんという方です。

この方、東工大の理事・副学長だそうです・・・

https://www.titech.ac.jp/about/overview/board/shibata.html

学歴
1981年(昭和56年) 3月
慶應義塾大学 経済学部 卒業
1985年(昭和60年) 6月
ノースウェスタン大学 修士課程 修了
1986年(昭和61年) 6月
ハーバード大学 修士課程 修了
2013年(平成25年) 1月
デモントフォート大学 名誉博士
2017年(平成29年) 9月
放送大学 博士(学術)

職歴も文部省のタイトルがずらっと並んでいます。
”英国における高等教育質保証制度に関する研究”

という題名の学位論文を著したのは

村田 直樹さんという方です。

この方は、日本大学経済学部の教授です。

九州大学で経済学の博士号をすでに取得しています。
(↑ 同姓同名の別人という指摘をいただきましたので修正します。
ロンドン大学での経歴や英国に関する著書も多かったので間違えました。)
元外務省広報文化交流部長とのことです。
(↑ こちらは正しいと思います)

”軌道計算法から見た超短周期彗星発見の歴史”

という題名の学位論文を著したのは

植村 栄治さんという方です。

この方は、大東文化大学の教授です・・・

東大法学部で博士号をすでに取得しています。

はぁ・・・

凄いメンバーですよね。

知への探求とは恐ろしいもので、一つの専門を極めても終わりはないんですね。

この姿勢は見習いたいものです。

ということで、まとめにはなりませんが、

放送大学大学院の博士課程への入学は少数で難しいかもしれません。

そして、入学者のレベルも高そうです(笑)

もちろん入学者が博士号を持っていなければ入学できないわけではありません。

ご興味があれば挑戦してみてください!

(いつか私も狙おうかしら。なーんてねw)

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“放送大学の博士号第一期取得者がとんでもなく凄い!” への2件のフィードバック

  1. 古川美樹 より:

    間違いの訂正です.
    村田直樹さんは,日大教授で博士(経済学)の村田直樹さんとは別人です.
    放送大学が学位を取得した村田直樹さんは,ICUの出身で元官僚です.
    従いまして,学位は博士(学術)となります.
    なぜ知っているかと言えば,8名の内の一人で2期生だからです.

    • Jyaimix より:

      古川様

      情報ありがとうございました。また実際の放送大学博士号取得者からのコメントをいただき大変感謝いたします。
      日大の先生を調べた中で英国に関する書籍や論文があったため、英国をテーマとした博士論文に関連して勘違いしていました。
      誠に失礼いたしました。後日訂正いたします。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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