アメリカのMBA人気に陰りがあるのか?

先日のウォール・ストリートジャーナルでアイオワ大学のMBAコースが廃止になるという記事がありました。

 

 

 

このようになった経緯ですが、ブルームバーグの記事を基にした以下のブログにヒントがあるかもしれません。

 

ハーバード・ビジネス・スクールとそれ以外のビジネススクールでは、給料に大差がついていたことも明らかになった。ハーバードでMBAを取得した学生のほとんどは、卒業後20年間で約400万ドル(約3億6000万円)を稼いでいた。

 一方、アイオワ大学のビジネス・スクール卒業生は200万ドル未満だった。またイェール大学など名門だが設立が後発のビジネス・スクール卒業生は、初任給は高いものの昇給速度が遅かった。

アメリカ内でもMBA格差が進んでいるようで、MBAを取るだけでなくどこで取ったかが重要になんですね。そして後発のMBAでも初任給の昇給速度が遅くなっているというのも面白い結果です。

 

さて、アイオワ大学のMBA廃止ですが、今回は”特定分野の短期課程に軸足を移す”ということです。

より社会人が入学しやすい環境を整備するとともに、専門性を高めることが目的です。

MBAはジェネラリスト教育とも言われますが、現状はプラスαで強みのある専門性が求められていくと思います。

その場合、起業家や経営者のニーズにはある程度答えられるかもしれませんが、若い社会人にとってはもう少し専門性が求められるということかもしれません。

ファイナンスの強いMBA、労務の強いMBA、知財戦略のMBA、研究者のMBAなど差別化したコースが今後日本でもさらに増えていくのかなと思います。

 

アメリカにおいても、留学生が溢れかえったMBAの乱立期から、世界的にMBAコースが増えてきたことで選択と集中により実力のあるMBAのみが残っていく時代になってきそうです。

 

 


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