今だから見直したい国内学会の英文誌
過去記事でも紹介しましたが、オープンアクセスの登場により
論文投稿費のインフレが止まりません。
例えば、Nature Communication では、
オープンアクセスだと60万円オーバーです。
そんな中で、日本の学会による英文誌は大変お得だと思います。
また、最近では
・国内の大規模臨床研究でも学会の英文雑誌に載せていこう!
・査読の際に引用を勧めよう!
といった動きによりインパクトファクターも上がってきています。
査読の状況を早めに把握できるといったことから博士論文の投稿先としても使いやすいですね。
Cancer Science
学会名: 日本癌学会
雑誌名: Cancer Science (オープンアクセス)
投稿費: $878(コレスポが癌学会員)
インパクトファクター: 4.374
The Journal of Biochemistry
学会名: 日本生化学会
雑誌名: The Journal of Biochemistry (JB)
投稿費:
インパクトファクター: 2.350
Circulation Journal
学会名: 日本循環器学会
雑誌名: Circulation Journal
投稿費: ¥100,000
インパクトファクター: 2.895
採択率: 25%
Circulation Reports
2019年1月から創刊
学会名: 日本循環器学会
雑誌名: Circulation Reports (オープンアクセス)
投稿費: ¥150,000
インパクトファクター: 未
採択率: -
Journal of Gastroenterology
学会名: 日本消化器学会
雑誌名: Journal of Gastroenterology
インパクトファクター: 5.561
採択率: -
2007年度でIFが2前後であったのが年々高くなってますね。
Internal Medicine
学会名: 日本内科学会
雑誌名: Internal Medicine
インパクトファクター: 0.817
投稿費: $300 (学会員以外の場合)
採択率: -
Bulletin Of The Chemical Society Of Japan
学会名: 日本化学会
雑誌名: Bulletin Of The Chemical Society Of Japan
インパクトファクター: 3.526
投稿費: 15万円(オープンアクセスを選択の場合)
採択率: 48.4%
Chemistry Letters
学会名: 日本化学会
雑誌名: Chemistry Letters
インパクトファクター: 1.625
投稿費: 7.5万円(オープンアクセスを選択の場合)
採択率: 45.3%
Genes to Cells
学会名: 日本分子生物学会
雑誌名: Genes to Cells
インパクトファクター: 2.048
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