生物・バイオ専攻学生の企業研究職への就職活動〜転職サイトを活用しよう〜

2019年3月17日

わたし自身も学部・修士ともに生物系専攻でした。

生物系の勉強や研究はとても楽しかった(楽しい)のですが、やはり就職に関しては厳しいと実感しています。

就活がうまくいかず博士課程に進学し、その後一流の論文を書きまくり海外で活躍する友人や就活の途中で起業し大金を稼いでいる友人もいます。ただそれらはもちろんレアケースで、就活がうまくいかず転職をくり返している人もたくさんいます。

むしろバイオっぽい仕事をしている人自体が少ないです。

そんな環境ですが、研究職への就職を目指すために他者との差別化を目指しましょう。

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新卒向け就活サイトだけでなく転職者向けサイトをチェック

これは非常にオススメです。

リクナビやマイナビなどの就活サイトでは得られない情報を手に入れられる可能性があります。

新卒の就職活動では、企業はある程度まとまった人数を採用するため、多様な人材を募集します。なので求める人材はどうしても抽象的な書き方となります。

〇〇株式会社と一緒に成長できるヒト

なんて記載があったりしますが、正直よくわかりませんよね。

一方で転職の場合は異なります。

配属される部署や仕事がだいたい決まっているため、求められるスキルが具体的です。

そして転職活動のターゲットは30代前半くらいの方をターゲットにしているものが多いです。

つまり、5年から10年程度の社会人経験を経た人が求められるスキルを記載しています。

しかしながら、その一部を新卒の就職活動の時点で身につけていれば、条件の面ではある程度優位に立てる可能性があります。

例えばdodaの中外製薬の募集を見てみます。

(2018年12月の内容なので以下の内容は最新のものではありません。)

「バイオ医薬品原薬プロセス開発研究者」という募集がありました。

新卒なので、製造に関わる研究開発の経験はないですね。

英語はある程度重視していることがわかります。

そして注目すべきは歓迎条件のITスキルです。

一般にプロセス開発でプログラミングや機械学習を学んできた人材は少ないと思われます。

おそらく、中外製薬自体もそれを担う社員が不足していると感じているため転職の募集を出したのだと考えられます。

転職サイトは、登録をしなくても求人の一部を見ることができる場合も多いです。

 

転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?

 

OB/OG訪問なら、インターンだけでは分からない企業の情報が手に入る。
実際にその企業で働いている先輩の話を聞いて、あなたの行きたい理由を見つけよう。

 

学生時代に身につけたいスキル

統計学

論文の査読をしていても、でたらめな統計処理をしているケースをよくみます。

生物学に関して、統計は非常に重要です。

これは企業の研究でも同じです。

ところが、周りの社員をみても統計の本質を理解できている人は少ないです。

私自身も今尚勉強中です。

学生であっても、自分の研究の中で統計解析を積極的に用いてわからない点は統計の専門家にアドバイスを得ることは重要です。

 

プログラミング

先に述べた統計と合わせてプログラミングを勉強することをオススメします。

統計解析は、IBMのSPSSなどを用いると簡単に解析ができてしまうのですが、あまりに簡単すぎて苦労しないので本質や知識がなかなか身につきません。

そして何より高いです。大学で当たり前のように使えていても企業では使えないこともあります。

RもしくはPythonを使いながらデータ解析を勉強することをオススメします。

本での勉強が苦手な人は、

Udemy

などの動画学習がオススメです。

「Rではじめる統計基礎講座」という講座は統計の基礎とRの基礎がどちらも学ぶのに最適です。

【ゼロから始めるデータ分析】 ビジネスケースで学ぶPythonデータサイエンス入門

Udemyのオススメ講座についてはこちらの記事を参照してください。

忙しい社会人の学び直しにもオススメなUdemy〜一部無料の講座やコースも!~

 

英語

転職サイトを見るとビジネス中級レベル(TOEIC740点程度)以上の英語力が求められていることが多いです。

TOEICで英語力は測れないなどと不満を言う前にとりあえず勉強してスコアを少しでもあげましょう。

確かにTOEICで高得点だからといって英語が話せるわけではありませんが、英語ができてTOEICのスコアが低い人はほとんどいません。

勉強量に比例して必ずスコアもあがります。

専門分野の探究心

それでも一番重要なのは自分の研究です。

特にその研究分野の背景、課題、モチベーションは常に意識しておいた方が良いと思います。

あなたは面接官よりその分野の専門家のはずですから。

 

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